TED日本語まとめ
How to Be Happy Every Day:It Will Change the World / Jacqueline Way
どうしたら毎日ハッピーに生きれるか:世界を変える /
How to Be Happy Every Day: It Will Change the World | Jacqueline Way | TEDxStanleyPark - YouTube
・一言まとめ
一年間、毎日なにか世界にひとつ贈り物をしてみない?
・3行まとめ
不安や憂鬱な状態から抜け出す方法は、「人に与える」こと
人間は、与えることで幸せになる心理的・身体的構造をしている。
自分の行動で世界を変えることができる。一人一人のギブが集まれば、世界はもっとよくなる。
・概要
どうすれば不安で憂鬱な状態から幸せになれるのか。
まずはスピーカーの子供の頃の経験談から。
毎年クリスマスに、医者である父親がスピーカー姉妹を病院に連れて行き、入院している人たちのためにクリスマスソングを歌わせていた。
クリスマスソングを歌うと、きいてる人も歌ってるこっちもみんなが笑顔になり、病室全体が明るくなる。
歌を与えたことで、患者たちは幸せになり、自分自身も幸せになった。
"受け取るよりも与えるほうが幸せになる"という話があるが、この理由とは何か?
心理学的な研究によると、私たちの脳と体は与えるためにつくられていることがわかっている。
何かを与えることで、エンドルフィンが放出され、自然に高揚感・幸福感が生まれると同時に、ストレスが軽減されるようにできている、と。これを「ヘルパーズ・ハイ」という。
つまり、「与えること」こそが幸せになるためのキーワードである。
スピーカーは3歳の子供に「与える」を教えるために、こう提案した。
「一年間、毎日なにか世界にひとつ贈り物をしてみない?」
「役にたつことや優しいことをしたり、ものをあげたりするの。人や動物や地球に対して。毎日365日。」
そのために、二人でリストを挙げてみた。
動物保護施設にタオルを寄付する、ゴミを拾う、リサイクルする、服をチャリティーにだす
などなど。すぐに子供は夢中になった。
実際に動物保護施設にタオルを寄付しにいったとき、その子の中で、タオルをあげることと猫を助けるということが繋がった。そして、与えることの幸せを知った。
その後も毎日、リストにあげたものを実行していった。
スピーカーはそれを 365giveというブログに掲載していった。すると大反響。コメントには、読者がブログに影響されてした自分もギブをした、というものが世界中から集まってきた。
そうして少しずつ広がっていって、教育にも"365チャレンジ"として取り込まれた。子供自身が何をするのかを決めて実行していくのだ。
実際にそのプログラムを実行しているクラスにいったとき、自分が何をしたかを報告する子供たちの顔はとても誇らしげだった。
子供たちは、自分の行動が世界を良くすることに繋がるのだと学んだ。
お互い・コミュニティが繋がることができ、何よりも生徒たちは幸せになった。
現在このプログラムは、25の学校で2000人以上が行っている。
もしこれが世界中に広がり、世界中の人×365のギブが生まれれば、世界をより幸せな場所にしていくことができる。
次はあなたの番です。
自分の生活や周りの世界・家族を見つめ直し、何をするかリストを考えてみましょう。
これが不安や憂鬱な状態から幸せになる方法です。
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